創業以来の歴史と現在の目標は? 書肆画廊奈良書店

1971年(昭46)に神保町から桐生に帰郷し、父の店舗前に古書部として開業しました。この間は国内外の版画展を桐生、前橋、東京で約30回開催し、又版元としてオノサトトシノブや小田襄他著名作家と組んで10点程発表してきました。
本の出版では「毛野全7冊」や「安吾・潤・魚心」など11点を出版しました。  
3・11の震災では自宅が多少の被害に遭ったことで、気分一新して2011年7月(平23)には300m東の現在地へ移転し、開店記念に「彫刻家・掛井五郎展」を2階の和室画廊にて開催して再出発、今日に至っています。
本業は店舗で販売りと仕入れ、即売会、ネット販売が中心です。又第一土曜は地元で「我楽多市」と称し、古書、陶器、茶器、道具等も販売しています。
古書と文化通信「きりふ」を再刊したいと考慮中ですが・・・出来るかどうか?その時はこの欄で御案内しましょう。
  
今のライフワークは「安吾を語る会代表、桐生祗園祭保存会理事、祇園研究会主宰、江戸噺の会席主」や桐生の歴史研究と大川美術館に関わりつつ、もう少し人生を楽しみながら生きていきたいものです。